小さな小鳥さんへ

今まさに大空を自由に飛び回っている君に贈る詩

「なりたくない」と「なりたい」は同じ事

君は簡単に

あなたのようになりたくないって

言うけれど

 

私が今日まで

荒れた土地に

 

肥料をやり

花や作物が育てやすいよう

よく実るよう

必死で耕してきたのを

知っているかい?

 

周りはまだまだ

人生は

生きづらいもの

苦労するもの

生きるために

自分の願望を無視しなければならない

なんて

価値観の人が

殆どの中

 

君は

人生は楽しむもの

願望は叶うもの

自分の心の声を聴く事の大切さを

その若さで知ることが出来た

 

それはとても幸運な事なんだ

 

荒れた土地を耕すのは大変だ

行動だけでそれを成し遂げるのは

相当な苦労をするし、努力、忍耐がいる

 

でも人生は本来

努力、忍耐、苦労が必要なものではない

 

自分の思いが自分の世界を創る事

自分が本当に好きな事

楽しい事を選んで行けば

心の声に従えば

楽に幸せになれるんだって

私たちは知っている

 

私はそれを知るのに

何十年もかかってしまった

 

だけど

今、それを知ったから

過去の人生を引きずる事なく

未来に絶望する事なく

前向きに生きていられる

 

君に知ってほしいのは

君の今の楽しさや

生きやすさ、幸せ、豊かさは

 

誰かが生きかたを模索し

人生を諦めなかったこそ

成り立っているんだって事

 

そして語る言葉は

あなたのようになりたくないと

言うのではなく

 

なりたい自分の未来を語るように

 

なりたくないって思ったら

なりたくない現実を引き寄せてしまう

 

君がなりたくない現実をみたら

そこからなりたい現実を考えてみて

なりたい自分の姿を語るようにしよう

 

君が理想の人生を生きられるように

いつも願っています